プール防水と塗装の基礎知識

プールの防水工事と塗装工事は様々な施工法がありそれぞれの利点があります。
プール自体の使用用途や下地に合わせた、工法選択が重要であり、適切な下地処理工事を行うことが非常に重要な要素になります。

プール防水・塗装の一般的な施工の流れ

プール防水・塗装 プール防水・塗装
旧防水層や塗装塗膜を完全に撤去し健全な下地層≪コンクリートや金属≫を出す。

クラック(ひび割れ)・欠損部など補修し塗装・防水の出来る適切な下地を作る。

プール漕内に湧水があれば適切に止水処理を行う。

コンクリート製のプールであれば含水率8%以下にて施工をおこなう

プール塗装防水工事へ

完成前に塗装防水施工時に出来るバリ(突起物)を取り除く


完了検査

プール塗装防水の下地処理工事方法

超高圧洗浄工法
超高圧洗浄工法での塗膜撤去

≪用途≫ 既設塗膜の撤去
≪下地≫ 金属・コンクリート下地の塗装・防水塗膜
超高圧水を用い(50~200Mpa)既設の塗膜を除去する工法です。

■メリット
既設下地の脆弱部分共撤去が出来る工法なので完全な下地処理が出来ます。
■デメリット
施工時に騒音による問題、排水の濾過の問題
機械研磨工法
機械研磨工法での塗膜撤去

≪用途≫ 既設塗膜の撤去・新設時のコンクリート目嵐し
≪下地≫ コンクリート・コンクリート下地の塗装・防水塗膜
研磨機械を用いコンクリートの目嵐や既設塗装・防水塗膜を撤去出来ます。

■メリット
乾式なので排水の処理が要りません。機械数を増やすことにより工期短縮 が出来ます。
■デメリット
施工時に騒音による問題。
騎乗式撤去工法
騎乗式撤去工法での塗膜撤去

≪用途≫ 既設防水塗膜・防水シートの撤去
≪下地≫ コンクリート下地の防水塗膜
騎乗式剥離機を用い既設の防水塗膜を撤去します。

■メリット
かなりの厚みの有る塗膜も撤去可能・撤去能力が高い
■デメリット
硬質タイプの塗膜は撤去不可
ショットブラスト工法
ショットブラスト工法での塗膜撤去

≪用途≫ 既設塗膜の撤去・新設時のコンクリート目嵐し
≪下地≫ 金属・コンクリート下地の塗装
下地に鉄球を打ち付けコンクリートの目嵐や、既設塗膜を除去します。

■メリット
既設下地の脆弱部分共撤去が出来る工法なので完全な下地処理が出来ます。 付属の集塵機にて完全に撤去物を集塵します。
■デメリット
施工時に騒音による問題、軟質塗膜は撤去不可

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プールの防水と塗装工事の種類

プールコート≪エポキシ系塗装≫ 超速硬化ウレタン≪ウレタン又はポリウレア防水≫ 塩ビシート機械固定工法≪シート系防水≫
プールコート施工例 超速硬化ウレタン施工例 塩ビシートでの施工例
プール専用の塗料として耐薬品性・耐水性の優れた塗料です。プールの素材もコンクリート、鋼板、アルミニウム、ステンレス、FRPなど多様化しそれぞれの素材にあった仕様があります。
超速硬化システムを用いたプール防水仕様です。金属・コンクリート等素材を選びません。使用する樹脂はポリウレア樹脂を用い、耐薬品性・耐水性・柔軟性といった特徴のあるプール用防水を実現します。素材は水道規格JWWA1443をクリアします。 塩ビシート防水機械的固定工法とは補強繊維を積層して成型した塩ビシートを塩ビ鋼板とビスを用いて躯体に固定する防水です。機械的工法の特徴としては、塩ビ鋼板とビスによりシートが固定されるので、改修工事の際に下地の補修費が軽減できる単層防水のため工期が短い、意匠性に優れるなどが挙げられます。
FRP防水≪繊維強化プラスチック防水≫ 金属防水≪アルミ・ステンレス防水≫ コンクリート押え工法
FRP防水施工例 金属防水施工例 コンクリート押え工法施工例
FRP防水はポリエステル樹脂とガラス繊維を組み合わせ一体にした塗膜防水材です。出来上がった防水層は軽量かつ強靭で耐水性・耐食性・耐候性に優れていることが特長でありプール防水としてはバランスの取れた防水工法です。 金属防水工法の特徴は、防水層(葺板)に長尺材を用い、その接合部をシーム溶接機により連続溶接し、1枚の金属板にする防水工法です。接合部は溶接されることにより、一体化し完全な水密性を有します。 コンクリート押え工法とは、防水工事施工後コンクリートを打設し保護層として用いる工法。基本的にアスファルト防水工法が用いられる事が多い工法です。

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